モモンガサーチAPI

はじめに

モモンガサーチ API(Momonga Search API)は、企業公表資料と経済ニュースを、AI・分析コードで扱いやすい単位で検索・取得する REST API です。適時開示、IR 資料、有価証券報告書、金利・政策・地政学などのニュースを、出典に戻れる形で扱えます。

PDF / XBRL / IR 資料の取得、本文の正規化、目次・セクション抽出、ページ画像の判定は API 側で行います。利用者は収集・整形ではなく、どの情報を読ませるか、どう検索するか、どう分析に組み込むかに集中できます。

最短ワークフロー

  1. Quickstart に沿って API キーを環境変数に設定する
  2. GET /v1/documents?security_codes=... または GET /v1/documents?timeline_since=... で候補文書を探す
  3. POST /v1/search/documents で文書内の該当箇所を自然文の疑問文で探す
  4. content_status=ready の文書で /toc を呼び、section_idcharacter_count を確認する
  5. 必要な section_id だけ /content?sections=... で本文取得する

全文を無条件に一括取得する API ではありません。まず 0-credit API で候補と取得可否を確認し、必要な本文・画像・元ファイルだけ credit API で取得します。

これで作れるもの

  • 決算短信の新着要約ワークフロー
  • 銘柄ニュースと開示資料を同じ画面で確認する根拠表示システム
  • 有報のリスク要因、事業等のリスク、経営方針セクションの比較
  • 決算説明文や有報セクションのテキスト特徴量抽出
  • LLM に必要な一次情報だけを渡す RAG / レポート生成
  • マクロ指標・政策ニュースの監視ワークフロー(対応範囲は拡張中)
  • TDNet PDF のページ画像を使ったグラフ・表の VLM 確認

2 つの入口

リソース使い方
documents開示・決算資料を探す。適時開示資料、決算短信、IR 資料、有報を、メタデータ、目次、本文セクション、ページ画像、元ファイルに分けて扱う
news金利・政策・地政学などの経済ニュースを探す。記事本文ではなく、根拠参照先付きの statement として扱う

重要な判断フィールド

フィールド使い方
document_id文書メタデータ、目次、本文、ページ画像取得に使う stable ID
content_status本文・目次・元ファイルの取得可否を判断する。ready / pending_release / external_only
matches[].section_id検索ヒット箇所から /content?sections=... へ進む
reference_url外部発信元の確認用 URL。本文や元ファイルの取得には使わない
published_at / first_observed_at公式時刻とモモンガサーチ API の初回観測時刻を分けて扱う
timeline_at / timeline_precision / timeline_basis一覧・検索用の正規化タイムラインと、その精度・根拠を確認する。公式時刻だけが必要な場合は published_at を使う
news_idnews statement に対応する stable ID
statementnews リソースが表す命題単位の更新情報
references[]news statement の根拠参照先。document.reference_url とは別仕様

実装時の基本ルール

  • 一覧・同期には GET /v1/documents とカーソルページネーションを使う。全文検索 API を全量取得に使わない。
  • reference_url を元ファイルのダウンロード URL として保存しない。API から元ファイルを取る場合は /originals を使う。
  • timeline_at を公式公表時刻として扱わない。公式時刻が必要なら published_at を使う。
  • content_status=pending_release は retry 対象、external_only は外部確認対象として分ける。
  • semantic 検索では「原材料価格の上昇をどのように価格転嫁していますか?」のような疑問文を使う。短い観点語で探す場合は match_type: "lexical" を使う。

次のステップ